2025/03/23 20:02
私は、繊細で洗練されたアクセサリーを作っています。
細やかなディテール、計算された美しいデザイン、
シンプルなのに上品な仕上がり……。
足し算より、引き算の美学、
そう、私は 「日本の美」 を追求する作家なのです!
しかし、なぜか最近、
小さいカッパが作りたくて仕方ない。
いったいどうしてこうなったのか?_(:3 」∠)_
遡って考えてみると、原因はたぶん「資料」にある。
日本の美を追求するために、
昔の工芸や装飾の資料を集めていたら、
いつの間にか「妖怪」の世界に迷い込んでしまったんですね。
(異世界転生!笑)
繊細な着物の文様を見ていたはずが、
鳥獣戯画経由をして
そして気づいたら、私の心の中に
「小さくて可愛いカッパ」 が住み着いていました🥒
このカッパ、すぐに干からびる。
だけど、きゅうりをあげると回復する。
もう、愛おしすぎる……!
アクセサリー作家が、カッパを作りたくなる。
この現象は、一体なんなんでしょう?
もしかして、アーティストあるあるなのでしょうか??
ずっと同じ方向を向いていると、
なぜか真逆のものを作りたくなる。
ミニマルなデザインを追求すると、
カオスなもの が作りたくなる。
シックな作品を生み出していると、
ポップでキュートなもの に手を出したくなる。
創作のバランス感覚として、
「振り子の法則」 みたいなものがあるのかもしれませんね。
ということで、私は今日もカッパを作るべきか、
繊細なアクセサリーを作るべきか、
きゅうりを片手に悩んでいます。(野菜が高い、、、)
(つづく……かもしれないし、
作っているかもしれない。誰だ読むんだ?笑)
